コロナウイルスにより今まで普通だと思っていたことがすべて変わりつつあります。
若者の将来を大きく左右する、いや社会全体、地球全体の将来を決めてしまう「教育」も全く新しい時代に突入しています。
それも計画を練ったあとではなく、学校休校という非常措置によりほかに選択しのないまま、高校までの基本教育方法が変わってしまいました。
学校再開の後も、すべてが元に戻ることはなく、否応無しの大変化がやって来ます。
そんな時代に、自分の将来を守るために、若者や子供が知っておくべきことは”Who I am” 「自分が一体誰で、何の才能があり、それをどう伸ばせば社会にも貢献し、自分にとっても充足した幸せな人生が送れるのか。
その秘密の鍵が “Multiple Intelligence” です。
アメリカの心理学者Gardnerが1983年に発表した説、“Multiple Intelligence”.
人間の生まれ持った特性はひとつ知性では測れない。
大きく8つに分かれるそれぞれ独特なIntelligenceの一体どこに自分がいるのか。
それを見極めることが小・中・高校の教育であるはずですが、日本はご存知のように「みんな一緒」「みんな一緒の基準」で知的能力を決めつけてしまっています。
日本は”How intelligent are you?” 「あなたの知能は?」しか問いません。
しかし、カナダでは”How are you intelligent?” 「あなたはどの分野で優れていますか?」
カナダ・アメリカは“Multiple Intelligence”説に基づいて教育が大きく変化し30年以上経ちます。
高校留学生のみなさん、カナダの同級生たちが自信に溢れ生き生きしているのに気がついていますか?
とても大人に見えるのに気がついていますか?
“Multiple Intelligence”に基づいた教育下で、”Who I am”を知っているからです。
自分の才能を把握しているからです。
カナダの高校では履修コースを自分で選べますよね。
その理由は、それぞれの高校生が”Who I am”をよく知っているからです。
自分の才能に合わせて履修科目を選んでいるわけです。
14、15歳になるまで”Who I am”など知らないまま、日本の学校でみんな同じ教育を受け、カナダの高校に留学しても、周りよりはるかに幼いのはこのためなんですよ。
コロナが叩き潰した留学の夢を無為に追いかけるより、一度立ち止まり”Who I am”を考えてみることを提案しています。
恐らく日本での高校生活の方がはるかに”Who I am”の十分な基本作りが出来るはずだと気がつくでしょう。
そこから、改めてカナダの大学留学を目指すのが賢明ですね。
今の異常事態を大いに利用し、自分を知ること。
中途半端なカナダ高校教育に戻ることがいかに馬鹿げたことかと気づき始めると思います。
Let’s find out how you are intelligent.