カナダの教育制度は、日本からは想像も出来ないほど個人に合わせた柔軟なもの。
その中でも、University, College, そしてOnline専門大学（レベル高いですよ〜）などの非常に融通のきく単位の互換性について。
またまた、その中でも、日本のような窮屈な制度からは飛び上がってびっくりするようなオンライン専門大学の単位についてお話します。
さて、今このPodCastを聞いているあなたは何歳ですか？ もし16歳以上なら、今すぐカナダの大学生になれますよ。
お母さんがお聞きの場合は、子供さんの年齢が16歳以上なら、「やった！」と、このニュースを伝えてあげて下さい。
様々な事情、目的をもったカナダの生徒を元々対象にして出来たオンライン大学です。
世界中を旅しながら単位を取る学生、仕事をしながら単位をとりためる学生、外国で暮らしながら単位を取る学生たちのために、出来るだけ柔軟性をもたせた大学です。
入学は、オンラインでの出願のみ。 成績証明書などの書類は不要。 また英語が非母国語である日本人にも英語スコアの提出は求められていません。 （普通に大学出願すると相当高い英語スコアが必要）
通常１コース３単位ですが、教科書の郵送料を入れると大体CA$1600程度です。
なぜ？千差万別の事情に配慮し、誰でもがアクセス出来るOpen Admissionが方針だからです。
なんだ！すごい！と思いましたか？
でも。
実際にTOEFL/IELTSなどの高い得点が取れるだけの能力がないと、特に高いレベルのクリティカルシンキングを使ったReading/Writingをかなりのスピードでこなせないと、パスするのは不可能なことはよく理解しておいて下さい。
オンライン大学は、通常の対面授業でのアサインメント・試験などよりは相当厳しい難易度を保っています。
そうでないと「あ〜オンライン？」と価値が下がってしまいますから。
難しいですよ。
（詳細はPodCastで）
ですから、日本で普通に勉強している高校生には勧めません。 残念！
カナダ大学留学を目指し必死で準備勉強をし、かなりのレベルまで上がって来た高校生にのみ、実際にカナダに来るまでの貴重な体験として履修を勧めています。
それも、結構なサポートがまだまだ必要。
今では、カナダ大学正式留学をめざす生徒たちに必ず通ってほしいプロセスともなりました。
みるみるうちに考え方が大人になる生徒たちを見るのも指導者冥利です。
さて、日本は？ こんなカナダから相当遅れたカチカチの制度のままのようです。
先日の日経新聞コラムにこんなのがありました。
高校在学中、大学の単位取得可能に 教育再生会議提言へ
お！日本もやっと進むか？！と思ったのもつかの間。 な〜んだ、全然カチカチのままです。
外国人である日本の高校生にでも、何ら規制なしで正式な大学単位履修を認めてくれているカナダと比べて大がっかりです。
やっぱり、あなたの、あなただけの能力に教育がすべて合わせてくれるカナダの大学にいらっしゃい。
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Podcast [カナダにいらっしゃい！]