老害の森問題が世界から笑いものになっていますね。
ここカナダでも主要Mediaが「日本てまだこんな国?」、アメリカのNYT,WAPOも「は?女性の権利は?」と、
日本はこんなに遅れていた国かと、カナダの人に説明するのもしんどくなるほどです。
ま、パンデミックで人と会えませんので、「あのね、おっさん、じいさんからの日本の女性差別はね。。。」と頑張る機会もないのが不幸中の幸いです。
今日のNYTの記事です。
Olympics Chief Said Sorry for Demeaning Women. In Japan, That’s Often Enough.
オリンピックのボスが「女性を蔑んですまんかった」 日本はこれで一件落着。
男は何を言ってもいい。
Yoshiro Mori’s resistance to calls for his resignation shows the power of a male-dominated old guard that is mostly unaccountable to public opinion.
辞任要求に反抗する森の態度は、日本の男優位権力を擁護しようとするじいさんの姿は、社会では普通に何の責も負わず受け入れられる。
なんじゃ! と怒りがふつふつとこみ上げて来ました。
まだ、こんなことがまかり通り、しかも世界の笑いものになっている日本の男尊女卑社会。
実は、私がカナダに移った理由の大きなひとつはこれでした。
20代後半で起業し、3人の小さな息子を抱えて頑張る中、「女性はこうあるべき」という訳のわからない社会からの攻撃を忍者のように交わしながら生きてきました。
ほぼ毎日、この森のような呆れる時代錯誤攻撃を受けたような気分です。
ま、生まれつき、多分、Fearlessですので、「ふん!」と鼻で笑いながら乗り切れたんだと、本人は思ってますが。
そして、40年後。
日本は変わりそうもない。 毎日戦うの疲れた。 あんなおっさん、じいさんと戦うためにエネルギー使うより、もっと自分のために使おう!
と、女性としてではなく、ひとりの人間として生活出来るカナダに、日本の女性蔑視男の真逆であるカナダ人パートナーと一緒に引っ越しました。
楽ですよ〜。 ひとりの人間です。 自由です。
日本で戦ったアホなおっさん、じいさんたちとのエピソードをぜひ聞いて下さい。
。。。。。。。。。。。。。
人類の半分は女性。 その半分をリスペクト出来ない社会はどんどん価値がなくなっていきます。
カナダから日本を眺めて、つくづくそう感じます。
負けないで。
ところで、「おっさんのいる会議って何〜んも中身がないですね。もとから話が決まっていたかのように質問も遮って、自分たちの無能を守っているようです。」
悔しい思いをしている日本女性のみなさん、パンデミックが終わったら(I hope!)カナダにいらっしゃい!
自分に自信をつけてFearlessになるために。
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