
カナダにいらっしゃい!
広い広いカナダアルバータ大平原のキャビンから日本のみなさんにお届け。30年間日本でクリティカルシンキングを指導した後カナダに移住。カナダ目指してやってくる優秀な日本の若者を応援するための、現実の情報を現地カナダから。「カナダ有名大学に進学する方法」「カナダ高校留学の実態eBook」など、エージェントの大嘘がまかり通っている「カナダの留学」の驚くべき真実も語ります。最近は「迷子になった日本の教育」シリーズ、「日本にいながらBiligual Education」シリーズでユニークな教育方法を提案中。University of British Columbia, Harvard Universityで学んだ”Psychology” “Fundamentals of Neuroscience”などをベースに頑張る日本の若者への応援エピソードも込めて。
カナダにいらっしゃい!
カナダ高校留学生物語−1「カナダ留学フェアからの電話」
別れと出会いの入り交じるある春の日。突然電話がかかって来ました。今のようにスマホがどこにでもしゃしゃり出て来る時代とは違い、その日は家の電話が鳴りました。
「もしもし。」
たまたま日曜日ということもあり、オフィスではなく家で休みを楽しんでいた私の声は、ちょっと元気がなかったかも。
(PodCast)
一芸に秀でるとはこのことなんですね。その才能により、自分の道を切り開いて行けるんですね。
その日以来彼は学校の人気者。楽しい日々を過ごせたことを本当に嬉しく思いました。
卒業式にも出席させてもらい、カナダ高校の体験をいっぱいした彼は、めでたくArt Schoolに進学して行きました。能力は足りたかって? Art Schoolのようなところに入るためにまず大切なことは「Artにパッションがあり、才能があること」。
彼はばっちりでした。
そしてちょっと余分に時間がかかりましたが、見事卒業し、日本に帰りました。
その後数年は、無口なDくんに変わって、お母様が季節の挨拶やプレゼントを送って下さり、最初の出会いの時のGijaの直感を感じました。
その後、このような出会いは残念ながらありません。
「カナダ留学フェア」は相変わらず、セールストークで満ち溢れているようです。
何件も「カナダ留学フェア」で言われたことを信じて留学したのにというSOSが届いたことも付け足しておきます。
Dくん、どうしてるかなぁ、今。
「カナダ高校留学物語」次回をお楽しみに。
- カナダクラブ (カナダ大学留学準備講座)
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