カナダにいらっしゃい!
広い広いカナダアルバータ大平原のキャビンから日本のみなさんにお届け。30年間日本でクリティカルシンキングを指導した後カナダに移住。カナダ目指してやってくる優秀な日本の若者を応援するための、現実の情報を現地カナダから。「カナダ有名大学に進学する方法」「カナダ高校留学の実態eBook」など、エージェントの大嘘がまかり通っている「カナダの留学」の驚くべき真実も語ります。最近は「迷子になった日本の教育」シリーズ、「日本にいながらBiligual Education」シリーズでユニークな教育方法を提案中。University of British Columbia, Harvard Universityで学んだ”Psychology” “Fundamentals of Neuroscience”などをベースに頑張る日本の若者への応援エピソードも込めて。
カナダにいらっしゃい!
「学力で合否判定する大学が相次ぐ」ルール違反の日本の大学?
「総合型選抜など大学の「年内入試」を巡り、文部科学省は高校と大学による協議会で実施ルールを再検討する。主に学力試験によって合否判定する大学が相次ぎ、高校側は学業に影響すると懸念を強めている。少子化を背景に大学側には学生を早期に確保する狙いもあり、協議は難航する可能性がある。
「現状のルールは抜け道だらけ。高校の学びに配慮した入試の姿が見失われている」。ある高校関係者はこう漏らす。」
地平線しか見えないカナダ・アルバータ州大平原の朝。
さて、日本からのニュースを読もうと、日経新聞電子版を開いたら、こんな記事が目に飛び込んで来ました。
一度読んで「?」
もう一回読んで「?」
特に『主に学力試験によって合否判定する大学が相次ぎ、高校側は学業に影響すると懸念を強めている』の下り。
『大学が学力試験によって合否判定するのは、高校生の学業に影響する』?
どう考えても論理的に納得が行きませんでした。
そんな国あるのか?日本?
大学は高校までの学業が優秀な生徒しか行かない、いや行けないのがカナダの常識。他の国も同じでは?
(PodCast)
日本の外から母国日本を見ると、実に明確に変なところが見えて来ます。
中から見ると普通なのかも知れませんが、「これじゃぁ、若者が潰れていく、従って社会に貢献出来る人材がどんどん減り、日本が落ちていく。」
遠いカナダから憂いを持って眺めています。
まずは、余計な受験をすべて廃止し、10歳までの子供にいっぱい好奇心を育て、自由時間がいっぱいあって、本をたくさん読んで、まずは何より自分の国の言語に興味を持ってもらう環境がほしいですね。
遠いカナダの広い広い大平原から、私に何が出来るかと、色々頭をひねっています。
現在体験希望者募集中のBBProgramもそのひとつ。
これから大きく脳細胞が増えていく10歳前後の脳に、言語とは何かを丁寧に丁寧に植えていくProgramです。
興味のある方はご連絡下さい。
- カナダクラブ (カナダ大学留学準備講座)
- 「カナダ高校留学2025年版」eBook
- カナダ発日本人のための本格的英語学習サイト UX English